北海道の東側、厚岸町にて”厚岸生まれ厚岸育ち”である
「カキえもん」にこだわり、生産を続けています。
また、カキキンが認定する「カキキンマイスター」を育てる認定講習を開催し、牡蠣への見識や理解を全国に広める活動を行っています。
カキキン有限会社
代表取締役 中嶋均
"オイスターファーマーの心"
厚岸で生まれ、厚岸で育ち(カキえもんと同じ)、祖父・父と三代に渡り厚岸での水産業に関わってきました。幼少時から家業の手伝いをする中、思春期にはいかにこの町を出るか、ということだけを考えてきました。しかしその考えが変わったのが昭和50年代後半の牡蠣島の牡蠣の大量斃(へい)死事件でした。幼い頃から常に牡蠣の側で生活をしてきましたから、その出来事がいかに自分が生まれ育った町にとって打撃であるか本能的に感じたのでしょう。このままではいけないと、以来現在に至るまで牡蠣に全力を捧げています。生で食べることで美味しさを最大限に感じていただけるような牡蠣をこれからも生産し続けていきます。
カキえもんの養殖は決して難しいことではありません。従来養殖(マルえもん)に比べると1年目の養殖形態が違うだけで、その後はより扱いやすいのです。カキえもんは一年目に手を掛けることでその後の成長に影響がでます。問題は歩留り。牡蠣はたくさん採れる印象ですが、カキえもんが生き残れるのは平均10%程度。1%も生き残れない年もありました。カキえもんは創り育てる牡蠣です。
カキキンマイスター制度とはカキえもんの生みの親、中嶋均から直接牡蠣の殻を美しく開ける技術を習得し、牡蠣の知識や理解を深め広く伝播していくことを目的に設けられた制度です。
純厚岸ブランド牡蠣「カキえもん」をこよなく愛する人に、生みの親”カキキン”から直接教えを受け、きれいに開ける技術を習得し、その証に専用ナイフが付与され、裏取引特典が付いてくる資格です!エントリーは完全招待制で、カキキンから案内が来るのを待つのみ。秘密の牡蠣会の常連さんやグレートオイスターの違いが判る方などに届いている様子です!
⑴カキキンマイスター”の道のりと下記の日程を全てこなせるかを確認して受付する。
講習のみ、検定のみの参加は受け付けない。
⑵講習日はエントリー受付した方と協議して決定
⑶検定は厚岸1泊。開催は不定期。牡蠣博士と同時開催。